ネットの選挙運動がようやく解禁の方向性になりそうです。 世界の方向性、日本の現在の実態、あわせて考えると、当然かつ喜ばしいことと思います。 もちろん問題点もあるでしょうが、問題点を指摘・批判し「何も動かない」より、“なんとか問題点を解決できないか”“解決できなくてもメリットの方が大きいのではないか”などと考える方が建設的なのは明らかです。
◆本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
4日午前(深夜)の毎日.jpの記事で流れていました。
ネット選挙運動:解禁、公選法改正へ 来夏参院選にも
※↑毎日jp.へリンクしています。
僕自身がWeb関係に強いから、を割り引いて考えても、歓迎すべき方向性と強く思います。
仲良くさせて頂いている(というか、無茶苦茶お世話になっている)神田敏晶さんが2007年参議院選挙にて、自ら選挙に出てまで訴えたことがようやく現実となりそうです。
「次の参院選にも出馬したい」 “政治2.0”の神田敏晶氏
※↑IT media の記事にリンクしています。
なぜ僕が、ネット選挙解禁の方向性を歓迎するか…。
お金や知名度がなくても、「本当に日本のことを考え、かつ、洞察も深い候補者」を表舞台に立たせることがグンと高まるから。
短くまとめるならこの1点に尽きます。
また、現在の選挙中のインターネット活動における不合理、矛盾点、“なんだかそれ言葉遊びでしょ”と思えること…については、上記神田敏晶さんの記事にも書かれていますので、どうぞご参考にしてください。
そりゃ問題点もいろいろあるでしょう。
そもそも新しいことを行うときに、問題点がないこと、更に、この激動の世の中で、問題点が「少ない」新しい施策なんてほとんどありません(問題点が少ない、とわかっているものはとっくに行われていますって)。
なので、今回の件に限らず、問題点だけを取り上げ、批判し、反対し、現状維持を声高に叫ぶ姿勢は大嫌いです。
話を戻して。
毎日jp.のニュースで指摘されている問題点や課題、実際に起きたことについて意見をつらつらと述べさせていただきます。
※◆で「 」つきで取り上げたものは、毎日jp.の記事本文からの引用になります。
◆「インターネットの普及率が低い」
過去(1998年頃)にあった声のようですが、今ではそんなことまずないですよね。
…そもそも1998年であっても、「普及率が低い」ことで反対する理由にもならないと思うのですが…(苦笑)
◆「匿名性を利用した中傷合戦になりかねない」
もちろんこのリスクもありますが、逆にインターネット以外のマスメディアではない公開の場で正しい政策論争が出来る道も開けます。
上記のリスクのデメリットと、良い可能性のメリットを天秤にかける話ですね。
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