健康のためにウォーキング!?歩くだけで充分か?

2009.10.09

ライフ・ソーシャル

健康のためにウォーキング!?歩くだけで充分か?

野口 克彦

ウォーキングは優れた運動なのですが・・・

そして、このような効果は腕を持ち上げる動作を繰り返しても充分に得ることが出来ません。

これらのことから、健康のために必要な運動は唯一無二ではなく、様々な要素の運動を万遍無く行うことが重要だといえるのです。

■とはいいつつ、時間のないあなたのために・・・

「とは言ってもね、時間がないんだよ・・・短時間で効率的に健康を維持する運動ないの~!?」と嘆いている人がいるかもしれませんね。。。

残念ながら、ありません!(苦笑)

が、しかし、強いて、敢えて強いていうならば・・・

「片脚で立つこと」をお薦め致します!

もちろん、片脚で立ったからといって上半身の機能が維持できる訳ではありませんが、私たち人間は立って活動することを基本とする生物であり、立つという機能を維持することは極めて重要です。

そして片脚で立つということは、人間が立つという機能を維持する上で極めて重要なことなのです。

実は、片脚で立った時に大腿骨骨頭部にかかる負荷は両脚で立った時に同じ部位にかかる負荷の2.75倍に及ぶとされており、大腿骨の骨量を維持する上で充分な刺激を与えることが可能であるとされています。

そして、片脚で立つためには「中殿筋」というお尻の筋肉を中心に骨盤を安定させる必要があり、片脚立ちは中殿筋を中心に下半身の筋肉を強化する上で非常に効果的なのです。

下半身の筋力強化は、立つために重要な要素であり、転倒を予防する上で重要な要素です。

近年、高齢者の「転倒→大腿骨骨折→寝たきり→要介護」という負の連鎖が問題視されていますが、片脚立ちは、その負の連鎖を断ち切ることが出来るといえるでしょう。

これらのことから、片脚で立つことで、人間の身体の機能の基礎を養うことが可能であるといっても過言ではないのです。

■片脚立ちをやってみよう!

やり方は至って簡単!

両手を腰の辺りに添えて、膝を曲げて片脚を引き上げてバランスをキープ。

この時、出来るだけ膝を高く引き上げて!太もものラインが床と平行になる位しっかり引き上げましょう。

片脚それぞれ、最低でも1分間キープ。

片脚立ちを実施する際には周りに障害物がないように注意して下さい。そして、得られる効果については個人差がありますので予めご理解下さい。

では、皆さん、片脚立ちで健康的な生活をお過ごし下さいね!

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