未来予測は当たるのか?

2009.09.30

経営・マネジメント

未来予測は当たるのか?

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

先日、日本能率協会総合研究所、 マーケティング・データ・バンク主催の 『未来予測セミナー』 を受講しました。

(2)構造的変化

一方向に進むが、新しい局面を生み出すもの
(ex.ノートPC→ネットブック)

(3)循環的変化

波状、元に戻る性質のあるもの
(ex.景気循環)

---------------------------------

そして、上記3種類の変化に対して、
企業が取るべき適応戦略の基本方向は以下の通り。

・パラダイム的変化 ←新しい競争条件の予見と革新準備

・構造的変化 ←ニーズギャップの調整や次世代製品

・循環的変化 ←生産調整やカイゼン

現在、私たちは昨年秋のリーマンショックに端を発した
世界的景気低迷期から少しずつ回復しつつあります。

これは、循環的変化ですね。

しかし同時に、
明らかにパラダイム的変化にも直面しています。

パラダイム的変化にはいくつかありますが、
その中で最も看過できないのはやはり、
地球温暖化や地球資源枯渇といった

「地球環境問題」

でしょう。

このパラダイム的変化は、
既に私たちの消費行動にも大きな影響を及ぼし
はじめており、企業は早急な適応戦略を立案し、
行動する必要性を感じはじめています。

というわけで、我田引水ですが、
INSIGHT NOW!さんの主催で、

『ソーシャル消費時代の適応戦略(製造業編)』

という勉強会を開催することにしました。

ご興味・ご関心のある方はぜひご参加ください!

『ソーシャル消費時代の適応戦略(製造業編)』

*本文中、3種類の変化については、
『未来予測セミナー』の内容を参考にしました。

講演者の安部忠彦氏(富士通 研 取締役)、
および、清水克彦氏(東京創研 取締役)には、
この場を借りて御礼申し上げます。

*日本能率協会総合研究所
マーケティング・データ・バンク
http://www2.mdb-net.com/

*富士通総研
http://jp.fujitsu.com/group/fri/

*東京創研
http://www.tokyosoken.com/

『未来予測2009/2019』
~大不況後の事業戦略立案のための基礎資料

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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