セキュリティにはロイヤリティ

セキュリティを高めるときに考える軸として 物理的セキュリティ 論理的セキュリティ がある。

物理的セキュリティを高めるには入退室などの強化策をとる。
・入退室を記録
・カードによる入退室
・指紋認証

などがそれらの具体策となります。

論理的セキュリティとはネットワークアクセスに関する強化。

・アクセス権を定める
・ファイヤーウォールを設置する

などがそれらの具体策となる。

これらを高めたら本当にセキュリティは高くなるだろうか?

高くなる、ただし・・・

という但し書きがつく。

セキュリティ策として実施できることは
主に外部者に対する対策であったり、内部者に対しても
不慮の事故によるセキュリティ事件(情報漏えい、紛失、
盗難、データの改ざん、システムダウン等)を防ぐための
ものとなる。

内部者が意図的にセキュリティ事件をもたらす場合には
どれも程度の差こそあれ、事件を起こされる可能性がある。

では内部者の意図的なセキュリティ事件を防ぐための
方法はないのだろうか?

そのひとつとして

組織へのロイヤリティ(忠誠心)を高めることである。

内部者が意図的にセキュリティ事件を起こしたくなくなる、
逆に防いだり、組織を守りたいと思う状態にする。

ロイヤリティを高めるためにはどうしたらよいだろうか?

・妥当な給料
・労働時間等
・仕事の環境面
・トップの高い志
・やりがい
・人間関係
・メンタルケア
・コンプライアンス経営

具体的な方法は組織のおかれている状況によって
異なるが、重要なことはトップおよび管理層が
ロイヤリティを高めることがセキュリティ上でも
重要だという認識を持つことだ。

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