今回は、「@IT自分戦略研究所」に連載している 『エンジニアも知っておきたいキャリア理論入門』 の最新記事である第14回 「選ばれるエンジニアになるためのブランド力を養う」 のポイントをご紹介します。 (エンジニア対象の記事ではありますが、 すべてのビジネスパーソンにとって大事な内容ですよ)
・どんなに優れた実務遂行能力を発揮できる人でも、
極端な自己チューや高慢な態度によって周囲の人に
ネガティブな感情を与えてしまうようであれば、
情緒的価値を提供できていないことになり、
仕事が回ってこなくなる可能性がある。
といったことです。
近年は、機能的価値=実務遂行能力を
提供できるのは当然であり、むしろ、
情緒的価値=人間性、人間力
を求める傾向が強くなってきています。
この背景には、
あらゆる分野が高度化、複雑化、専門化した一方、
もはや1人でできる仕事はほとんどなくなり、
実際の業務では、様々な専門家がチームを組んで、
共に取り組む必要性が出てきたことがあります。
チームとしての成果につながるためには、
メンバーから総スカンされるような、
情緒的価値のない人間は、個人としてどんなに
優秀でも「使えない」ということになってしまう
わけです。
近年、米国のビジネス界でも、
“Personality matters”(人格が大事)
という言葉がささやかれるようになっています。
他人を押しのけてでも個人の成功を追求することを
良しとしてきた米国でさえ、もはや、仕事力だけでなく、
高い人間性によって人を魅了しなければならないという
認識が高まってきているのです。
山本氏の説くパーソナルブランド論の詳細については、
下記参照記事、および参考書籍をぜひご覧になってください。
*参照記事
『エンジニアも知っておきたいキャリア理論入門』
第14回 選ばれるエンジニアになるためのブランド力を養う
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/career14/career01.html
*参考書籍
『グッド キャリア』
(山本直人著、東洋経済新報社)
→アマゾンはこちらから
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2010.03.20
2015.12.13
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。