メンタリングのポイント:観察力

2009.09.07

組織・人材

メンタリングのポイント:観察力

内田 正志

引き続きメンタリング能力を構成する各要素について説明させていただきます。 次は、相手の話を「聴く」ための傾聴力です。

ただ話を聞くのではなく、その結果として効果的な指導を行える関係を作るために、以下の点に気をつけるべきだと思います。

 

 

【雰囲気を作る】

相手が話しやすいような雰囲気(空気)を作る

・姿勢を正す
・好印象を与える表情をする
・相手の表情や話したい内容に合わせた導入を行う

【受け止める】

相手の話を聞き、感情を受け止める

・相手の目を見て、適度に反応する(相槌など)
・話の内容に適した表情をする
・途中で遮らずに最後まで聞く

【共感する】

相手に共感を示す

・自分の過去の類似体験とリンクさせる
・内容を理解したことを伝える(納得できなかったとしても)
・納得できる部分に関して同調する

もちろん全てのケースで上記のように対応すればよいわけではありません。
相手との距離を保つために、あえて反する行動が必要な場合もあると思います。

冒頭でも述べたとおり大切なのは、この後に効果的な指導を行うための最適な距離を保ちつつ相手の話を聴き、関係を構築していくことだと思います。

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