いろいろな大学の公式サイトと、学部学科のサイト。 正直、かなーーーり違います。 子どもたちは大学に対し「(漠然と)憧れる」。 けれど実際に、「これやりたい!」という夢に直結するのは、学部学科で教えている内容。 …であれば、学部学科のサイトで、しっかり子どもたちの「知りたい!」に応じたサイト作りを目指してほしいと願いつつ、この記事を。
東大のホームページ。
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html
うんうん、結構ニュースも毎日あり、情報収集には毎日見に来てもいいかなーと思えるサイトです。
一方で工学部都市工学科のサイト。
http://www.due.t.u-tokyo.ac.jp/
…ニュースが少ない…
…サイトアップデート、これなら載せないほうがいい…(いつから更新していないんだ?)
早稲田大学のホームページ。
http://www.waseda.jp/top/index-j.html
こちらも情報更新、かなりやられていますね。
一方で先進理工学部電気・情報生命工学科のサイト。
http://www.eb.waseda.ac.jp/2009/index.html
お知らせの更新頻度はまずまずですけど、「3分でわかる電気・情報生命工学」をクリックすると
http://www.eb.waseda.ac.jp/2009/applicants/faq.html
…3分じゃわからない…文字が多すぎる…
そして、2つの学科のサイトの致命的な弱点。
最初にこのサイトに飛び込んできた人が、「学部のサイト」「大学のサイト」にすぐたどりつけない!
ユーザー視点に立つと、学科の上と囲む「学部」さらには「大学」のことを知りたいと思って当然だと思うんですけどね…
検索エンジンで情報を得ることが当たり前になっているご時世ですから、やはり「いきなりここに飛び込んできた方」に対し、不快に思わせないようにする努力って必要だと思います。
一方、高校生にリサーチすると、志望校のホームページを見たことがなく、併願校にいたってはサッパリ…という状況に気づかされます。
これもまた問題。「そこに行きたい!」と思うんであれば、徹底的に相手を調べることも、熱意のひとつですからね。
昔とは違い、大学全入時代が到来し、大学側も優秀な学生を集めることが大切になっています。
であれば、大学への進学は結婚と同じだと思うんです。
お互いが好きに思い、思うからこそ徹底的な自己開示と相手へのリサーチが大切ですよね。
どちらが欠けてもいけません。
自己開示しまくり…つまり、「俺はこんな人間なんだ、知ってくれ~」とばかり言っても、なかなか伝わりません。
上で紹介した「3分でわかる~」こちらがいい例ですね。
http://www.eb.waseda.ac.jp/2009/applicants/faq.html
知ってほしい、が強すぎて、文字がいっぱい。
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