削除されるかもしれない覚悟で過激に書いてます。 「自分で考える社員のつくり方」 山田日登志 という本を空港で見つけた。 山田日登志さんといえば トヨタ生産方式で製造業の改善に取り組んでいる カリスマコンサルタント。 何冊か本も読んだことがある。 どちらかというと、尊敬する対象だ。 新書サイズであることもあり手に取り 目次を見ると 「ISOは不要だ」 186ページ とあるのを発見。
どの範囲でおっしゃているかわかりませんが調べて書籍に載せて
ほしいものです。
JABで調べてください。
http://www.jab.or.jp/index.html
ISO9001適合組織検索で「トヨタ自動車」で検索すると2件ヒット
します。
http://tinyurl.com/c63u5t
トヨタ自動車株式会社
住宅事業本部
http://tinyurl.com/c8xrcq
トヨタ自動車九州株式会社
宮田工場
どちらも本家ではないことは認めますがだからと言ってトヨタ
が取得していないともいえないのではないでしょうか。さらに
ISO14001では28件ヒットします。こちらは工場で認証取得して
います。
ちなみに工場がISOを認証取得する理由の一つとして
自動車関連企業からの取引条件に入っているからです。
山田さんがおっしゃるようにこの取引条件がなくなれば
それはすごい経済効果をもたらすことになるでしょう。
不良も減るかもしれません。
なぜそれをトヨタ自動車に進言されないんでしょう?
ちなみにトヨタ自動車ではISO14001認証取得していないと
ホテルにも泊まりません。
本当にそこまで必要でしょうか?逆にお聞きしたいです。
引用-----------------------------------------------------
・ISOの指標やマニュアルに縛られていると、人間がだめになります。
引用終了--------------------------------------------------
縛っているのは人でありマニュアルではありません。ちなみに
ISO9001には指標はありません。指標もマニュアルも認証取得
企業が定めるだけです。
いくつかの引用を踏まえておそらくISOについてのメジャーな
見方は大方こんな感じなんだろうなということが良くわかりま
す。
実際にそういった視点にも良く出くわしますし私もそれに組し
たのかもしれません。
ただ本質は違います。
ISO9001に対して品質保証制度・・・という表現もありますが
すでにこれも当てはまりません。顧客満足の向上を図るため、
組織の継続的改善のための仕組みです。
少しずつでもISOについての誤解を是正しISOを活かしている組
織を増やし最終的にはISOを使って組織を元気にすることができ
たら良いと改めて思った書籍の一場面でした。
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