NHK教育テレビの高校講座、とうとう「小学生レベルからの復習」を番組内に取り入れることになりました。 それくらい、教科能力が身についていない人が社会に溢れている…というNHKからのメッセージでもあり、僕自身も肌で感じています。 学力低下に歯止めがかからない、その根本にあることの1つとして「バカにするな!」という言葉のぶつける先を間違っていることがあるような気がしています。
自分にとってショック、つまり、「自分ができない」ということを認知させられるような助言を他人から受けたとき
「バカにするな!」
という想いを持つこと、多くの人にあるのではないでしょうか。
そんな想いを感じたとき、相手にその気持ちを表現し、ぶつけるだけでは、まずその人は成長しません。
むしろ、「自分ができない」ということを知らせてくれたんだ、と…
怒る気持ちを抑えながら(苦笑)、心のどこかで相手に対する感謝の気持ちを抱き、そして、
「バカにするな!」
の後に
「ちくしょう!やってやる!」
という自分自身へ向けたベクトルを出し、そして
「行動に移す」
ことが何よりも大切なんだと思います。
「絶対相手を見返してやる!」という想いを持つのも、健全じゃないでしょうかね。
バカにされたくなかったら、バカにされない自分になればいいだけ。
多くの人に持ち合わせて欲しいメンタリティです。
僕自身も大学時代、I先輩に「寺西バカだもんなあ」と言われ、言われ、いつかI先輩と同じ知識や思考を持ち合わせたいと思い…
これが成長の原動力でしたから。
もっともI先輩からすると、今でも「バカだもんなあ、寺西」と言うのかも知れませんけど(苦笑)
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.03.30
2009.04.03