飛行機に乗った時、キャビンアテンダントに新聞を薦められたら・・・スポーツ新聞が読みたいところだが、 ここは「できるビジネスマン」のフリでもして、「日本経済新聞」なんかを選んだりすることはないか・・・。 男なら、あると思いますっ。
デコラティブなイメージやパフォーマンスではなく、
必要なモノだけを切り出したときに生まれてくる「引き算のサービス」が、
本質的に「使える付加価値」になる。
キャビンアテンダントに、
いいところを見せたいという余計な思惑が、実に間抜けな結果を招く。
男らしい無限な妄想=頭での考えは、ろくなものではない。
24時間を実用的に使っているビジネスマンは、
その24時間という制約があるからこそ、
頭で「日経新聞」を選ぶのではなく、身体で「毎日新聞」を選んでしまう。
そこが「かっこいい=用の美」なのだ。
現場主義とは、ビジネスの現場には、制約があることを身につけること。
その制約の中から、身体から立ち上がる智恵を見いだすこと。
ビジネスで使える「用の美」とは、そうやって紡ぎ出されていく。
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PR論
2009.11.07
2008.11.19
2008.10.10
2008.07.30
2008.07.17
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。