「人は見た目が9割」という本がベストセラーとなったのは3年前。先日、NHKの番組で会社はその「見た目」で売上が左右されるのかを実際の事例をあげて特集していました。もちろん、人と同じで中身があっての見た目ですが、とことん追求するとどうなのか。非常に興味深いところです。
そして、その後の懇親会ではアドバイスを受けたい社員たちの長蛇の列。
役員のみなさんがおっしゃいました。
技術者が多くとても暗かった。こんなに積極的で明るい社員たちを見るのは初めてだ、と・・・。
最初に依頼された役員の方も打本社長と同じことをおっしゃっていました。
社員がいつもワクワク、そしてドキドキしていることが重要なんだ! と。
これまで営業職研修で求められてきたことがこうして技術職にも求められているといういうことでしょうか。
バブルの頃、
企業はCI(コーポレートアイデンティティ)を徹底強化することにコストをかけました。つまり、CIロゴに莫大の予算を費やした。
そして、どの会社も新製品を大量発売したころは、そのパッケージデザインに莫大な予算をかけたわけです。
当然、オフィスにも莫大な予算を費やした企業は少なくありません。
しかし、多くの会社がマナーや一般的な身だしなみまでは研修に取り入れても、戦略的な社長の見た目、社員の見た目にまで行きつかなかったのが実態です。
社員ひとりひとりの見た目が会社のブランドイメージにいかに影響するか。
社員ひとりひとりの見た目が社員自身の気持ちをどう変化させるか。
人間、見た目で判断する動物です。
そんな原点を考えれば、CIロゴやパッケージデザイン、オフィス環境と同様に社長の見た目、社員ひとりひとりの見た目が売上を左右するのは当たり前のことではないでしょうか。
かくして、「会社は見た目が9割」は当然なのです。
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2010.03.29
2015.02.03
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役
「自分らしさをデザインする。」をコンセプトに、独自のパーソナルアイデンティティ分析を基に業界・業種・役職に合った「自分らしさ」をスタイリスト、ヘアデザイナー、ボイストレーナー、演出家ほか各種スペシャリストとともに演出をサポートしています。ビジネスパーソンのためのパーソナルプロデューサー、が肩書きです。