昨年から、立教大学のワークショップをボランティアで手伝っています。 題して「コンサルあらわる!」、、、 実在の企業に対するマーケティング提案を作成、プレゼンするワークショップです。
1グループ3~5人程度で、2時間の間に提案プレゼンを作成するというもの。
その間、ボランティアで参加したコンサルタントが、グループワークの
ファシリテーションやアドバイスをしています。
昨年のテーマは、日本市場再上陸をした「バーガーキング」でした。
そして、今年は、、、「クリスピー・クリーム・ドーナッツ(以下、KKD)」。
話題性は抜群ですよね。
さすがにオープン当初の行列は見られなくなったようですが、
未だに繁盛しているようです。
実は、私自身、まだここのドーナッツ食べたことがないんですよね。
で、今回は立教のワークショップ後に懇親会があって、
そこで、学生が用意してくれたドーナッツを初めて食しました~。(汗)
ふわっとした食感に特徴がありますね。
KKDの特徴、成功要因は、
■ホスピタリティ
待ち時間の間にひとつ試食ドーナッツを配布してくれる
という配慮が話題になりましたね。
お得感と待ち時間を感じさせないサービスとして好評のようです。
まさに、ホスピタリティの成功と言えるかもしれません。
■ブランディング
また、米国ではスーパーなどでも売られているポピュラーな存在だそうで、
学生のなかでも「最初は米国で知った」という方も多かったようです。
しかし、日本での展開は比較的希少性を重要視したためか、
あまり急速な多店舗展開には走りませんでしたね。
ある意味、ブランディングに成功したといえるかもしれません。
しかし、これから積極出店のタイミングに入ってきたのでしょうか?
■PR
何といっても、マスコミに取り上げられる機会が多かったように感じます。
最初に話題性を勝ち取ったのは、かなり戦略的なマスコミ対策が
功を奏したのではないかと推察します。
■元気な会社を作る!
先日、経営主体リヴァンプの玉塚社長とお話をする機会がありました。
玉塚さん曰く、「元気な会社を作ることが我々の強みなんです」
話としては、いわゆる一般に言われるビジョンマネジメントであり、
権限委譲であったりと、特に目新しいことではないのですが、
それを徹底して行うことが要諦だということでした。
しかし、ロッテリアの「絶品チーズバーガー」のヒット秘話などを聞くと、
「なるほどな~」と実績だけが持つ説得力があります。
ロッテリア再生のために、若手数人をアメリカに出張させ、
徹底的に現地のハンバーガーショップを研究させたそうです。
いろんな地で、ハンバーガーを食べながら、寝食を共にし、
議論を重ねた結果は、「みんなが最高のチーズバーガーを作りたいという
気持ちをひとつにすることができました」とのこと。
時と空間をともにすることはとても重要だと力説していたのが印象的でした。
そんな「元気な会社の作り方」、、、興味ありませんか?
ということで、玉塚氏を招いてセミナーを実施します。ご興味があれば、どうぞ!
http://www.cyber-synapse.com/community/20081110/?ml=05
Kay
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