2008.10.09
サイト解析の落とし穴① 平均滞在時間
上島 千鶴
株式会社Nexal ビジネス戦略、Web戦略コンサルタント
サイトやページの平均滞在時間の計算方法には、落とし穴が含まれています。キャンページ時や広告出稿時に平均滞在時間が極端に少なくなるケースはないでしょうか。よく調べてみると実は、回遊している来訪者のPV数には、さほど変化が無いことが分かります。滞在時間の計測方法の落とし穴について以下に説明します。
キャンペーンや広告出稿を定期的に実施している場合は、正確な平均滞在時間を出すために、
******************
1ページ当りの平均滞在時間=合計滞在時間÷(全体PV-離脱PV-直帰PV)
******************
という計算式で出すのが一番良い方法になります。
商品別などのカテゴリ単位の集計や、各ページ単位の集計も同じ考え方で分析すると改善点や仮説が立てやすくなります。
(キャンペーン用の入口ページだけを分析する際にも、必ず直帰した人を省いて計算する方が良いでしょう。)
また、1UU当りの平均滞在時間を計算する際には、
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1UU当りの平均滞在時間=合計滞在時間÷(全体UU数-直帰UU数)
******************
という計算式で出すと正確な数字を把握できます。
覚えておきましょう。
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株式会社Nexalとは
Nexalは、戦略策定/施策立案、効果検証/改善提案、デジタルマーケティングKPI設計/事業評価を提供する専門コンサルティング会社です。
こちらも参考にどうぞ⇒Nexalの一期一会ブログ
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