奇跡を連発する出版社がある。年間8万冊、一日平均で200冊以上もの本が世に出る中、確実にスモールヒットさせているミシマ社だ。しかも同社は業界の常識を破り、取次を通さず本を流通させている。ミシマ社の一見型破りに見える逆転の発想を探る。
著者たちはみな、作家特有の嗅覚で三島氏の才能を見抜いていたのだろう。彼らにも後押してもらう形で独立した三島氏だが、わずか2ヶ月後には早くも会社存亡の危機を迎えることになる。
▲自由が丘のオフィスの外観
外から見るだけでは、まったく普通の民家。
中に入ってもいわゆるオフィスらしさとは無縁、ほがらかな空気が流れている。
⇒次回「百年続く出版社を作る」へ続く(全四回)
『株式会社ミシマ社関連リンク』
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◇インタビュー:竹林篤実/坂口健治 ◇構成:竹林篤実
◇フォトグラファー:大鶴剛志 ◇撮影協力:㈱オンボード
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FMO第13弾【株式会社ミシマ社】
2008.09.02
2008.08.26
2008.08.19
2008.08.12