プロ野球の阪神タイガースで活躍中のアラフォートリオが、金本選手、矢野選手、そして下柳選手。 先日、NHKのスポーツニュースにて…
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たとえば元素記号の覚え方「水兵リーベ…」のように、「知っておくとラクになる覚え方」(ある意味テクニック)が勉強の中に「ある」のは否定しません。
しかし、全体の勉強の中に占める「ラクできる」シエアは、10%にも満たないんじゃないでしょうかね。
「ポイント」や「コツ」は、本来、それまで“やってきた”という過程があって初めてつかめるものですから。
世の中で「受験テクニック丸分かり!」みたいなキャッチの本もたくさんありますけど、それに迎合する行為は、いくら少子化により入試が易化してきたからといって、Z会のやるべき教育姿勢ではないと思います。
とはいえ、「ポイント」や「コツ」を一切提供せず、純粋に「本質本来論」ばかり語り、結果見放される教材もあります。
そして、少しずつ「ポイント」や「コツ」の提供が、現代の若い人の学習環境の中で
“それを提供することで学習のモチベーションにつながる”
確率が高くなってきているのも否めません。
だから、ほんの少しの「ポイント」や「コツ」の提供まで否定するのは、本当の意味での「教育」のプロ職人ではないと思います。
下柳選手は、過去57%だったストレートの割合が、今では8%になったそうですね。
ここまで劇的じゃないにせよ、その時々にあわせて、提供したい教育内容の、提供の仕方を変えるというのは、プロの「教育人」としては、常に意識しなければいけないです。
あわせて、短絡的なお客さまの期待に騙されず、「本当に相手が成長するには」という思いを忘れずにー。
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2008.08.07
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