自律学習循環モデル 〜人はどうすれば「学び続ける人」になるのか〜 前章では、 「きっかけ」 が人を動かすことについて整理した。 しかし実際には、 人は「動き出した」だけでは続かない。
第4章
自律学習循環モデル
〜人はどうすれば「学び続ける人」になるのか〜
前章では、
「きっかけ」
が人を動かすことについて整理した。
しかし実際には、
人は「動き出した」だけでは続かない。
最初はやる気があっても、
* 三日坊主になる
* 忙しくて止まる
* 成長実感がなくなる
* 迷子になる
* 自信を失う
ことは珍しくない。
つまり本当に重要なのは、
「どう動き出すか」
だけでなく、
「どう継続し、自律化していくか」
なのである。
私は長年、
人材育成やメンタリングに関わる中で、
主体的に学び続ける人には、
ある共通した循環があることに気づいた。
それが、
WHY
WHAT
REALIZE
HOW
CHECK
から成る、
「自律学習循環モデル」
である。
1. WHY
なぜ学ぶのか
自律学習の出発点は、
やはりWHYである。
つまり、
「なぜ自分は学ぶのか」
という意味づけだ。
ここが弱いと、
どれだけ良い研修を受けても続かない。
例えば人は、
* 将来こうなりたい
* 今のままでは不安
* 誰かの役に立ちたい
* 認められたい
* 技術を極めたい
* 面白いから学びたい
など、
それぞれ異なるWHYを持っている。
重要なのは、
「会社のWHY」
ではなく、
「本人のWHY」
である。
企業はよく、
「会社のために学べ」と言う。
しかし人は、
自分に意味づけできないものには、
長期的には動けない。
だから育成とは、
「学ばせる」
ではなく、
「本人のWHYを一緒に見つける」
行為なのである。
2. WHAT
何を学ぶべきか
次に必要なのは、
「何を学ぶか」
の整理である。
実は多くの人は、
* 学ぶ気はある
* 成長したい気持ちもある
にも関わらず、
「何を優先すればいいかわからない」
状態になっている。
現代は情報が多すぎる。
* 資格
* AI
* 英語
* マネジメント
* DX
* コミュニケーション
* リーダーシップ
など、
学ぶべきものが無限にある。
すると人は、
「迷って止まる」
のである。
だから育成では、
「今のその人に必要な学び」
を整理することが重要になる。
これは単なるスキル選定ではない。
* キャリア
* 強み
* 興味
* 市場価値
* タイミング
などを含めた、
方向設計である。
3. REALIZE
現状認識とギャップ理解
私はこのREALIZEを、
非常に重要視している。
なぜなら人は、
「現在地」
が見えないと動けないからだ。
例えば、
* 自分はどこまでできているのか
* 何が足りないのか
* 何が強みなのか
* どこで止まっているのか
が曖昧だと、
成長実感が持てない。
すると、
「頑張っても意味がない」
感覚に陥る。
逆に、
『きっかけ学』人生を変える学びはすべて「キッカケ」で始まる
2026.07.05
2026.07.08
2026.07.08
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人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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