2️⃣【AI時代の必須スキル】なぜ優秀な人ほどPM思考を学ぶのか②

2026.06.11

組織・人材

2️⃣【AI時代の必須スキル】なぜ優秀な人ほどPM思考を学ぶのか②

富士 翔大郎
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

* PMとは何か * PMOやPOとの違い * AI時代で価値が上がる理由 について解説しました。 今回はさらに踏み込んで、 「なぜPMが強い人は、どこの会社でも生き残るのか?」

続編:なぜ「PM力」がある人は、どの会社でも重宝されるのか


前回の記事では、

* PMとは何か
* PMOやPOとの違い
* AI時代で価値が上がる理由

について解説しました。

今回はさらに踏み込んで、

「なぜPMが強い人は、どこの会社でも生き残るのか?」

を、リアルな現場視点で解説します。



優秀な人ほど、なぜプロジェクトを炎上させるのか?

これはIT業界で本当に多い話です。

技術力は高い。
作業スピードも速い。
知識もある。

でもプロジェクトになると失敗する。

なぜか。

理由は単純です。

「個人戦」と「団体戦」は全く別だから。


エンジニア能力だけでは、プロジェクトは成功しない


例えば、

* 営業は急ぎたがる
* 開発は品質を守りたい
* 経営は利益を重視する
* 顧客は理想を求める

全員が違う方向を向いています。

ここで必要なのがPM。

つまり、

「全員を同じ方向に向ける役割」

です。

これができないと、
どれだけ優秀な技術者がいても炎上します。

PMの本質は「管理」ではない


ここを勘違いしている人が非常に多い。

PMはスケジュール表を作る人ではありません。

本当の仕事は、

* 意思決定
* 優先順位調整
* リスク回避
* 空気づくり
* 人間関係調整

です。

つまり「人間マネジメント」。

だからPMは、
技術力だけでは成立しません。

PMが強い人は“空気”を読む


現場で強いPMには共通点があります。

それは、

「嫌な予感」に敏感。

例えば:

* 返事が急に遅くなる
* 会議で発言が減る
* スケジュール確認を避ける
* 曖昧な返答が増える

こういう小さな違和感を見逃しません。

優秀なPMほど、
問題が起きる前に動きます。

炎上するPMの特徴


逆に危険なのは:

「報告を信じすぎるPM」

現場では、

「大丈夫です」

が一番危険です。

本当に危険な案件ほど、
初期は静かです。

だから優秀なPMは、

* 裏を取る
* 温度感を見る
* 現場会話を聞く
* Slackの空気を見る

こういう“非言語情報”を重視します。

PMOが強い会社は、なぜ安定するのか?


ここで重要になるのがPMO。

PMOは単なる事務ではありません。

本質は、

「組織としてPMを強くする仕組み」

です。

例えば:

* 共通ルール化
* 失敗ナレッジ共有
* テンプレ化
* 品質標準化
* 横断管理

を行います。

つまり、

「個人技から脱却する組織」

を作る。

大企業ほどPMOが重視されるのは、
プロジェクト数が多いからです。

プロジェクトオーナーが弱いと、全部崩れる


実は多くの失敗案件は、
PMより上流に原因があります。

それがプロジェクトオーナー。

例えば:

* ゴールが曖昧
* 意思決定が遅い
* 方針変更が多い
* 現場理解がない

これだけで現場は崩壊します。

つまりPMだけ優秀でも限界がある。

だから最近は、

「経営理解があるPM」

の価値が爆発的に上がっています。

Ads by Google

富士 翔大郎

人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民

フォロー フォローして富士 翔大郎の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。