生物としての健康法と、社会的動物としての健康法。

2026.05.25

ライフ・ソーシャル

生物としての健康法と、社会的動物としての健康法。

川口 雅裕
NPO法人・老いの工学研究所 理事長

社会的動物にとっての「健康法」を考えてみる。

相田教授の別の研究では、友達の種類・数が多いほど、残っている歯の本数が多いということも明らかになっています。どのような生き物としての健康法も、社会性が「土台」になっていると言えるでしょう。社会的動物としての健康は、パソコンやスマホを動かす「基本ソフト(OS)」、生き物としての健康法はその上で動く「アプリ」に例えてもよいかもしれません。

そういえば、「孤独はタバコより体に悪い」「結婚していない人の寿命は、結婚している人の寿命より短い」というような研究もありました。これらも、人間関係や交流が健康に大いに影響していることを示唆しています。
「私たちは社会的動物である」という厳然たる事実の前では、生き物としてのあらゆる健康法は、手段でありアプリに過ぎません。改めて社会的動物としての健康について見直してみる必要があると思います。

Ads by Google

川口 雅裕

NPO法人・老いの工学研究所 理事長

高齢期の心身の健康や幸福感に関する研究者。暮らす環境や生活スタイルに焦点を当て、単なる体の健康だけでなく、暮らし全体、人生全体という広い視野から、ポジティブになれるたくさんのエビデンスとともに、高齢者にエールを送る講演を行っています。

フォロー フォローして川口 雅裕の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。