いつまでもデブと思うなよ という本が売れてますね。 私も読んでみました。 概要をお話しすると 著者は「作家」という部類に属していると 見られていると思っていたがじつは「作家」 と見られる前に「デブ」という部類に属して いると見られていることに気がついた。
それにショックを受けた。
しかしダイエットはしたくない。
じゃあ、まずはどれだけ食べているのか
詳細に調査しようと思い
口に入れたものを全て記録することにした。
毎日書いているうちに、自分の食べている
傾向がわかってきた。
また食べることに集中して考えていると
欲求で食べているときと欲望で食べている
ときとがあることがわかった。
書くのがめんどくさくて食べなくなることもあった。
むげに食べていることに気がつき食べるのをやめよう
と思ったこともあった。
とかの経緯を踏まえて、1年で約50kgのダイエット
に成功したとのこと。
ダイエットの話ですが、この手法自体は企業でも
使えますよね。
企業ではどう使うか?
この本を読んで私がコンサルティングで実践した企業事例
をご紹介します。
1.営業組織の日々の活動記録付け
└営業時間と非営業時間に分けて日報を書いていた
だきました。
2.鉄の熱処理屋さんでの炉への1日での投入回数、
投入量、投入パターンの記録
└炉ごとに1回あたりの投入量を把握しておき
どの程度の稼働率なのかを掴んでいきます。
1の会社様では、営業マンが営業時間よりも営業事
務をやっていることが長いことが判
りました。では他の人がそれをできないか?
できないところもあればできるところもある。
できるところをルーチン化して営業事務スタッフに
任せることとなりました。
一方営業事務スタッフはは何をしていたかというと
ある特定の業務を8割の時間をかけてやっていること
がわかりました。ではそれは改善できないかというと
非常に簡単に改善できることがわかりました。
営業事務スタッフの業務を効率化させ、営業マンがやっ
ていた営業事務を営業事務スタッフがやれるようにす
ることになりました。
次の課題はマーケティングです。ここはこれからです。
楽しみです。
2の会社様では、先日打ち合わせしたところですが
仮説では最大投入量の半分以下である可能性が高い
ということが判っています。ではもっと効率を上げれ
ないか?今までそんなことを考えずにやっていただけ
なので見えればやれます。
1年後にはどちらも「儲かる会社」になっていること
でしょう。
どんなことを記録すれば「儲かる会社」に繋がるか
ぜひ考えてみてください。
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