金持ち父さん、貧乏父さんという本が 数年前に流行りましたね。 最近ISOや企業の改善に関わっている中で 金持ち企業、貧乏企業があるなと考えています。
概念は金持ち父さん、貧乏父さんと同じです。
この本での金持ち父さんの定義は
単純に今お金を持っているかどうかではなく、
ファイナンシャルリテラシーが高く、お金が入ってくる
仕組み・資産を持っている状態だったと思います。
では企業で考えるとどうなるでしょうか?
まず上記から推測するに今現在お金を持っている
かどうかではないということは判りますよね。
あくまでも私の言葉で言うと
仕事をどれだけルーチンに落としこめているか
だと考えています。
ルーチン=資産
という捉え方です。
ではルーチンに沢山落とし込めているとなぜ
「金持ち企業」
なんでしょうか?
会社での仕事では
ルーチンとなりうることとルーチンとならないことがあります。
ルーチンとなるということは
・誰でもできる
・考えずにできる
・手間取らずにできる
・間違いがなく同じようにできる
こととなり、効率的なわけです。
つまり同じ業務をルーチン化していない会社と
ルーチン化している会社では後者のほうが
効率性が良いことになります。
効率が良くなるとどうなるか?
それはルーチンとならない仕事をする
時間を多く取れることになります。
では仕事の中でルーチンとならないところ
はどんなところか?
それはクリエイティブなところです。
モノを新たに生み出したりデザインしたり
生産性を上げる為のことの改善に取り組んだり
営業することもクリエイティブですね。
それによって新たな富を築けることになります。
ルーチンは企業にとって本当の意味での目減りし
にくい資産となるのです。
ルーチン資産を持っている企業こそ金持ち企業だ
といえるのではないでしょうか。
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