金持ち企業と貧乏企業

2008.04.26

経営・マネジメント

金持ち企業と貧乏企業

山口 智朗

金持ち父さん、貧乏父さんという本が 数年前に流行りましたね。 最近ISOや企業の改善に関わっている中で 金持ち企業、貧乏企業があるなと考えています。

概念は金持ち父さん、貧乏父さんと同じです。

この本での金持ち父さんの定義は
単純に今お金を持っているかどうかではなく、
ファイナンシャルリテラシーが高く、お金が入ってくる
仕組み・資産を持っている状態だったと思います。

では企業で考えるとどうなるでしょうか?

まず上記から推測するに今現在お金を持っている
かどうかではないということは判りますよね。

あくまでも私の言葉で言うと

仕事をどれだけルーチンに落としこめているか

だと考えています。

ルーチン=資産

という捉え方です。

ではルーチンに沢山落とし込めているとなぜ

「金持ち企業」

なんでしょうか?

会社での仕事では

ルーチンとなりうることとルーチンとならないことがあります。

ルーチンとなるということは

・誰でもできる
・考えずにできる
・手間取らずにできる
・間違いがなく同じようにできる

こととなり、効率的なわけです。
つまり同じ業務をルーチン化していない会社と
ルーチン化している会社では後者のほうが
効率性が良いことになります。

効率が良くなるとどうなるか?

それはルーチンとならない仕事をする
時間を多く取れることになります。

では仕事の中でルーチンとならないところ
はどんなところか?

それはクリエイティブなところです。

モノを新たに生み出したりデザインしたり
生産性を上げる為のことの改善に取り組んだり
営業することもクリエイティブですね。

それによって新たな富を築けることになります。

ルーチンは企業にとって本当の意味での目減りし
にくい資産となるのです。

ルーチン資産を持っている企業こそ金持ち企業だ
といえるのではないでしょうか。

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