料理の脇に添えられた、 色鮮やかな「もみじ」の葉っぱなど、 「つまもの」 と呼ばれる商品で「村おこし」に成功した 徳島県・上勝町 の全国シェアはどの程度かご存知ですか?
需要に影響を与える様々な外部要因、具体的には、
・週末の天気
(天気がよければ外食する人が増え、つまもの需要も増える)
・季節性
結婚式のシーズンなら縁起物の品目の需要が高まる)
などを考慮しなければなりません。
まさに、セブンイレブンの鈴木会長が言う
「仮説思考」
を生産者は駆使しているんですね。
失礼ながら、
こうした一線のビジネスパーソン
顔負けの仮説思考を
70-80歳超のお年寄りたち
がやっているんですよ。
(上勝町の平均年齢は70歳超です)
みんな頭をフル回転させて、かつ、
つまものを収穫するために体を使っているせいか、
元気いっぱいのようですね。
徳島県内の全市町村のうち、
高齢化比率は上勝町が1位なのに
医療費は県内最低額。
老人ホームも閉鎖されたそうです。
私たちも負けてはいられませんね。
以上は、
『Works』(Apr.-May 2008)リクルートワークス研究所
「野中郁次郎の成功の本質」
を元にしました。
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2008.09.26
2010.04.20
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。