消費者の購買行動に関する態度変容モデル(商品の認知から購買まで)は”AIDMA(アイドマ)”が有名だが、通信販売においては昨今少し変わってきたようだ。
しかし、気になるのは、Searchが先に来るのか、後にくるのかは場合によるだろうが、いずれにしても購買欲求はどこかで起こるので、Desireが入っていた方がしっくりくる点だ。
もう一つは、確かに個人の情報発信力は高まっているし、Searchの結果として重要な情報源となるので、Shareが要素として入っているのは納得感があるのだが、だからといって誰もがShareするとは限らないように思うことだ。
ともあれ、AIDMAであれ、AIDA、AIDSA、AISASであれ、各ステップをつないでドライブさせる施策を立案し、消費者を最後のActionまで連れて行かなければ意味がない。
こうしたモデルは、施策を考えるときのフレームワークとして使うべきものだ。
もし、今回提示したAIDSAがしっくりくるような場合があれば、是非、一度お試しいただきたい。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2008.06.29
2008.10.27
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。