今のワイドショーのあり方。 以前から嫌いでしたが、久々に見て益々嫌な気持ちに。 でも、それはワイドショーそのもののせいじゃなく…。
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久々にTVでお昼のワイドショーを見ました。
そこでは、廃校の活用を巡って、行政と住民が抗争まで発展している川崎市の事例が特集されていました。
廃校となったのは川崎南高校のようですね。
~前提~
僕自身はこの抗争がどれだけ、どんないきさつで続いているかは全く知らず、事実も知りませんでした。
~~~~
僕の感想は、多分このワイドショーを見ている多くの人と結論が異なるでしょう。
行政の方が圧倒的に正しいと思いましたから。
補足)ワイドショーの作り方は「よくありがち」なものに漏れず、行政を批判するようなタッチでした。
放映されていた住民側の言い分の中では
1.公共施設に供されていたものなんだから、福祉施設などに転用してほしいものだ。
2.土壌汚染が発生していることがわかった。そんなものを学校に使っていたのは行政の責任だし、過去の卒業生にさかのぼって影響がないか調べるのが行政の筋だ。
3.(抵抗運動の)強制排除の行政処分についての書類が裁判所から送られてきた。住民に対してこんなことするなんて信じられない。
…と言う内容のものが記憶に残っています。
「そうだよねぇ!行政のやることってヒドイよねぇ!」
…なーんて声を誘発したいんでしょうかね。
ごめんなさい、僕自身はこのワイドショーを見て、「え?行政がやってること、何が悪いの?」としか思えませんでした。
1について。
2004年に廃校になったようですので、よほど頭の悪い公務員でない限り、公共的活用について考えてはいるはずです。
※逆説的に、そんな人は公務員試験、どんなレベルのものであろうと合格するわけないと思います。
公務員だって人間です。
「公共的活用を考えずに別用途に供する」
という決断を下す方がよほど抵抗勢力があり、めんどくさいことになることは百も承知で、心情的にもやりたくないでしょう。
「心情的に」というのは、「公の仕事についている」という善の使命感と、「めんどくせー」という人間の持つだらしない気持ち、どちらも含めて。
それでもあえて、「公的に使っていた施設を民間施設に」売却するという選択肢をとる。その決断までかなりの歳月がある。
そんな事実の中にはほぼ間違いなく
「財政難」
というハードルがあったことが想像できます。
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ワイドショーをぶっ潰せ!
2008.04.11
2008.04.11