あらゆる業界で人員不足が深刻化しています。ロイヤルホールディングスは7月から全社員約1830人の賃金をベースアップと定期昇給で平均6.5%引き上げると発表した(日経より電子版)通り、今後も人材確保、流出防止、EC(従業員満足度)に資金を投入する企業が勝ち組となることが予想されます。だからといって従業員の満足だけを追求するのでなく、お客様満足にも取り組むことで、その企業に良い循環が生まれます。 本日は人員不足でもお客様満足を下げずに、店舗運営をスムーズに行うポイントを4つお伝えします。
店舗ビジネスの専門家、イデアヴィスタの大野です。
本日は人員不足でもお客様満足を下げずに、店舗運営をスムーズに行う
ポイントを4つお伝えします。
人員不足に悩んでいる飲食店のオーナー、経営者の方々は大変なご苦労をされていると思います。
しかし、だからといって、お店の方々が不在の状況ではお店は成り立ちません。
そこで、今回は人員不足でもお客様満足度を下げない方法について、効果的な取り組みをお伝えします。
本日の内容は、今ある人材をどう活用するか、視点を変え、オペレーションを
工夫することでできる取り組みなのでぜひ参考にされてみて下さい。
ランチの時間帯、お待ちのお客様もいるパスタ屋さんでの経験から見えてきたことです。
人員不足でも、お客様不満足に繫がる要因を排除することで、顧客満足につなげています。
人員不足でもお客様満足度を下げない取り組みその1
《挨拶の徹底》
まずは、お客様の入店には、しっかり大きな声を出し「いらっしゃいませ」等の挨拶を徹底することです。
声をかけることで、お客様は自分たちが迎えられていることを実感できます。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、忙しいと挨拶は作業しながら、アイコンタクトもとらずに行いがち、意外とおざなりになってしまうものです。
とにかく、挨拶をすることで、お店の雰囲気をよくすることができます。
それだけでも、お店は活気があり明るくアクティブな空間になります。
もちろん、お客様の退店時も、「ありがとうございました」とスタッフ全員が大きな声に出して言うことが重要です。
人員不足でもお客様満足度を下げない取り組みその2
《分業の徹底》
オーダーを聞く人、席へ案内する人、料理を運ぶ人など、役割がしっかり分業されていることも大切です。
分業された役割を守ることで、自身のやるべきことが明確になるのと同時にチーム全体が
スムーズに動いてることが分かります。
料理を運ぶ担当者は、オーダーのためにお客様から声をかけられたとしても、
「ただいま担当のものが伺います」としっかりと自分の役割を果たし、
かつお客様へは状況を理解いただくことも重要です。
人員不足でもお客様満足度を下げない取り組みその3
《いつも以上にアイコンタクトをしっかり》
こちらの当たり前のことですが、お客様と会話する時には、しっかりとお客様の目を見て、会話をすることが重要です。
目を見て話すことで、お客様の気持ちを汲み取ることができます。もちろんお客様から目を合わせ会話することはないかもしれませんが、目が合うまで、しっかりとアイコンタクトを取って下さい。
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店舗マーケティング
イデア・ヴィスタ株式会社 代表取締役
顧客心理の専門家/ /売上向上専門家 /一般社団法人 日本経営士会 経営士補 /日本プロフェッショナル講師協会 認定講師 https://www.idea-vista.info/ 売上にお悩みなら、お声がけください。 売上アップ、人材育成、組織の活性化の支援を 貴社の課題から最適な改善策で提案しています。 若手が自ら考え行動する「辞めない」育成と、それを支える仕組み作りを通じて、 成果につながるまで経営者のみなさまともに歩む、伴走支援をしています。