/1001が7,11,13の公倍数だから、その倍、2002も同様の公倍数だ。そして、あとは、当該年との差をとって、それが7や11,13の倍数でないか、チェックしてみればいい。/
このさき、来年以降で魅力的なのは、まず、2024年。素数11の倍数であるだけでなく、素数23の倍数でもある。そして、2025年。なんだ、5の倍数、いや、25の倍数か、と思うかもしれないが、これが25で割ると、81で、これまた平方数。つまり、2025は、45の平方数になっている。2026は、1013という素数の倍。2027と2029は、もろに双子素数。こんなところに、こんなのがあるとは! その間の2028年が13の倍数であるだけでなく、13の平方数169の12倍、つまり、26の平方数の3倍になっている。
映画の『ウィズ』に、公園のホームレスの北の善い魔女として、ミス・ワンが出て来る。元の本では、名前が無い。これが、『ビューティフルマインド』のナッシュのように、すべての数字を暗号だと考えている。英語で、ナンバーは、出し物であり、謎の鍵のことだ。年号の数字に意味があるとも思えないが、2023年が、平方数、それも17などという素数のそれを含むというだけで、今年はなんだかわくわくする。
解説
2022.09.21
2022.10.16
2022.12.22
2023.01.12
2023.01.22
2023.03.31
2023.04.12
2023.06.03
2023.06.22
大阪芸術大学 哲学教授
美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。