前回に引き続き、調達購買業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)について、その内容や進め方のポイントなどについて、考察を述べます。
活用については、KGI/KPIの目標設定~達成状況フォロー~評価の実施などの、一連のサイクルがなければ、改善につながらず、活用しているとは言えないでしょう。このように、KGI/KPIに代表される、マネジメントに関する指標の情報系DXは、全般的に上手くいってません。
情報系DXはこのように情報の種類と、情報毎に収集~分析~活用のプロセスを整備することが必要であり、この観点が欠けていることが、日本企業の調達購買業務のDXが進んでいないことの、理由の一つでした。。
次回は、特にこのような情報系DXを進めていくために、企業の調達購買部門が、どのようなことに気をつけていかなければならないか、また、調達購買DXの今後の展望について、述べていきます。
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2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。