承認欲求は、マイナスの欲求に捉えることが多いですが、 本来誰にでもある欲求です。承認欲求は、愛を求める欲求だと 考えると、より見えてきます。 最も承認してもらうべき人は誰なのか、それをりかいできたとき 承認欲求はもっと違うのものになるでしょう
そんな仕事をされていたのにホテル事業に手を広げたのは、
弟さんへの対抗意識だと言われていました。
承認欲求のテーマで、このことをなぜ書いたかと言えば、
私の心理セラピストとしての私見ですが、
父親からの承認が得られなかった場合、まして他の兄弟に
承認が行った場合、社会での大きな成功による承認がないと
埋め合わせることのできない何かがあったのではないでしょうか。
結果として、ホテル事業の投資は裏目に出ていきました。
男性のこころの課題では、父親が立派だった場合、
超えるための葛藤が少なからずあります。
父以上の何かを成し遂げて、ようやく自分を認められる
というケースがあります。
◆ 一番、承認してもらうべき人は
誰から承認されるべきかと考えた時、
親を含む他者に加え、忘れていけない人がもう一人います
それは、自分自身です。
自分で自分を承認すること、これが難しい人は多いです。
ありのままの自分を愛する、とよく言います。
しかし、ありのままの自分ではダメという疑いが、人の承認を必要とします。
承認は「愛」を求める行為です。
人は、自分を理解してくれた、わかってもらえたと思った時、
愛を感じます。理解は愛に通じます。
では、自分が自分の理解者であろうとする時
それは自分が自分との関係を再構築することになります。
つまり自分が自分にもっと愛を与えられたなら、
ありのままの自分を愛する意味が変わってくるでしょう。
愛は心の栄養だと言いました。
その意味で、愛は自給自足がベターです。
自分が自分へ承認が可能になると、
承認欲求は、自然と満たされて、
他者からの承認も、もっと高い次元へと昇華していくでしょう。
※ 花の写真は、承認欲求から解放され、自分が自分を承認できる
イメージのものを選びました
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2015.07.17
2009.10.31
一般社団法人フラワーフォトセラピー協会 代表理事
こんにちは。内藤由貴子です。花の写真でストレスを作る感情を分析、心理診断を行い、さらにその解消まで行うフラワーフォトセラピーのセラピストです。INSIGHTNOWでは、異色な存在かもしれませんね。このセラピーの普及のため、一般社団法人フラワーフォトセラピー協会を設立、講師の養成、セラピストの紹介を行っています。自身、色を使うオーラソーマ®をはじめ、セラピストとして16年あまりのキャリアです。このINSIGHTNOWでは、こころをケアに役立つようなコラムを書かせていただきます。よろしくお願いいたします。