IMF(国際通貨基金)が今月世界経済見通しを発表しました。世界全体の景気減速が次第に明確になりつつある、そんな発表です。
まとめ
株式市場は6か月先の景気を予想して動くと言われています。その意味では、米株式市場はダウ平均で26,000ドルを超えており、米中通商交渉を楽観視する姿勢、来年は大統領選挙ということで、トランプ大統領が再選を目指し、経済には最善の策で臨むのではとの思惑が働きます。
FRBにも今後も利下げ圧力をかけ続ける動きではないかと推測します。結果として、大きな景気後退局面することはなく、程よい温度の経済状態が続くのではと思います。景気後退が再び始まるのではと囁かれる局面では、米10年債チャートとダウ平均株価のチャートを遠くから眺めて判断することをお勧めします。
«記事作成ライター:水谷文雄»
国際金融市場に精通するInvestment Banker。
スイス銀行(現UBS銀行)にて20年余に亘り外国為替および金利・債券市場部門で活躍、外銀を知り尽くす国際金融のプロフェショナル。新興の外国銀行(中国信託商業銀行 )の東京支店開設準備に参画しディーリング・ルームの開設を手掛ける。プライベートではスペインとの関わりを深く持つ文化人でもあり、スペインと日本との文化・経済交流を夢見るロマンティスト。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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