ものやサービスの値段は時代によって変わるものです。「高い」「安い」の基準になっている貨幣の価値も時代によって大きく変わります。 今記事では、これまでさまざまな分野のものやサービスの「お値段」を比較してきましたが、あと10日ほどで4月。4月といえばピカピカの1年生のかわいらしい姿を街のあちこちで見かける季節ともいえますので、13回目となる今回のテーマは「ランドセル」です。 鉛筆などの文房具と同じく、ランドセルも近代の学校制度に伴って広く使われるようになった一種の学用品です。小学校へ入学するとき、新しいランドセルに感じたワクワク感を覚えている方も多いことでしょう。では早速、ランドセルのお値段の変遷を大ざっぱに追ってみましょう。
時代は進み、現在では少しお値段は張るものの、国産無垢材と自然素材の塗装が特長の学習机が販売されるようになり、さらにはライトや引き出し、本棚(ユニット)などのパーツを、使う人が自由にカスタマイズできるものも登場しています。お値段は素材や機能性によって大きく異なりますが、数万円台から10万円を超えるものまでさまざまです。
── 少子化に伴って大きく変わりつつある分野として注目されているのが、教育と子どもをめぐる環境といえるでしょう。もちろんその変化はお値段だけではありません。
私たちが当たり前のように目にしている、ランドセルを背負った小学生が元気よく走っている光景も、もしかしたら将来、「昭和から平成の時代によく見られた印象的なシーン」になるのかもしれません。
≪記事作成ライター:帰路游可比古[きろ・ゆかひこ]≫
福岡県生まれ。フリーランス編集者・ライター。専門は文字文化だが、現代美術や音楽にも関心が強い。30年ぶりにピアノの稽古を始めた。生きているうちにバッハの「シンフォニア」を弾けるようになりたい。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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