原油価格と商品相場が下落しています。今回のレポートでは、その下落相場が各国経済と各中央銀行に与える影響を考察したいと思います。
さいごに
原油・商品相場は、現在の金融市場の環境を率直に明確に示してくれる指標であると筆者は考えます。一方向に長く続く傾向があり、株式、債券市場の投資家は時々目を向け、参考にする必要があると思います。筆者はポートフォリオの中に積極的に原油・商品相場の商品を組み込むことには否定的です。あくまでのリトマス紙の範疇で考えたいと思います。
「木を見て森を見ず」の格言があるように、投資商品の各指標を遠くから眺めて、現在の各金融商品の立つ位置を推測し、行動することが、皆さんのポートフォリオ資産を増やしてゆくことにつながるのではと考えています。
«記事作成ライター:水谷文雄»
国際金融市場に精通するInvestment Banker。
スイス銀行(現UBS銀行)にて20年余に亘り外国為替および金利・債券市場部門で活躍、
外銀を知り尽くす国際金融のプロフェショナル。新興の外国銀行(中国信託商業銀行 )の
東京支店開設準備に参画しディーリング・ルームの開設を手掛ける。
プライベートではスペインとの関わりを深く持つ文化人でもあり、
スペインと日本との文化・経済交流を夢見るロマンティスト。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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