今年前半の当レポートでは、豪経済、政治は安定しており、また豪債券利回りは高く、豪ドル及び豪債券、株式投資は適格であると記述した記憶があります。今回、再度検証して、今後の投資は依然として適格であるか考察してみましょう。
これまでは高利回りを期待できる豪金融商品投資としてのメリットは薄れつつあります。しかし安定感は抜群であるのではと思います。大きな政治経済的リスクが存在せず、そして豪金融情報が同じ時間帯に入ってくるという利点もあります。筆者は今後も健全で安定的な利回りを提供してくれるものであると信じています。
«記事作成ライター:水谷文雄»
国際金融市場に精通するInvestment Banker。
スイス銀行(現UBS銀行)にて20年余に亘り外国為替および金利・債券市場部門で活躍、
外銀を知り尽くす国際金融のプロフェショナル。新興の外国銀行(中国信託商業銀行 )の
東京支店開設準備に参画しディーリング・ルームの開設を手掛ける。
プライベートではスペインとの関わりを深く持つ文化人でもあり、
スペインと日本との文化・経済交流を夢見るロマンティスト。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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