いずれも日本人が苦手な3文字のアブリビエーションですが、調達購買の世界でも非常に重要な概念になりつつあります。いったいどのようなものなのでしょうか。
それからESG。
ESGは「Environmental(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(企業統治)」の3つの頭文字をとったものです。
ESGは企業が持続的成長を目指す上で重視すべき3つの側面、環境(E)、社会(S)、企業統治(G)を明確にしており、企業の取組みをESGの視点から評価し優れた企業に対して長期的
な投資を行うというESG投資という活動が注目を集めています。
やはり、その背景には地球規模の環境・社会問題等の社会課題の顕在化の問題があります。
いずれにしても日本人は苦手な3文字の「アブリビエーション」ですが、持続可能な社会、環境作りのための様々なキーワードが出てきていることは注目すべきでしょう。正直東京五輪の調達コードのように「ここまで必要なのか」と考える方も多いでしょう。しかし確実にこういう方向に向かっていることは確かです。何故やらなければならないのか、という質問は意味がありません。
もう既にそういう時代だからです。
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2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。