意外と知らない?DIY動画から学ぶ「本当」のコンテンツマーケティング

2015.11.09

営業・マーケティング

意外と知らない?DIY動画から学ぶ「本当」のコンテンツマーケティング

動画広告・動画マーケティング専門メディア VIDEO SQUARE編集部
Crevo株式会社

日本でも浸透してきている「コンテンツマーケティング」。 浸透してきている一方で、コンテンツマーケティングの「本当」のポイントを知らない人も多いようです。 今回はコンテンツマーケティングの基本と、動画の上手な組み込み方について考えてみたいと思います。

つまり、コンテンツマーケティングとは、ターゲットにとって有益なオウンドメディアを作り、そこでターゲットとの関係性を構築することなのです。

有益な動画コンテンツとは?

今、日本のコンテンツマーケティングは、テキストベースで、TIPSやトレンドを発信するタイプが主流です。

ウェブ制作会社のLIGが運営しているLIGブログは、ウェブやマーケティングなどの情報を中心に、クオリティの高い記事を発信しています。

「Adobe CCの主要機能まとめ」など実務に直結するような記事から、「ネイティブに誤解される要注意表現まとめ」の様な、いつか役に立つかもしれない情報まで、上手にターゲットの興味関心を惹きつけています。

こうしたテキストベースのコンテンツマーケティングは事例も多く、「有益」なコンテンツも比較的イメージしやすいと思います。

一方で、動画となると「有益」という点が難しくなります。

テキストと違い、音楽や映像エフェクトを使えるので、エモーショナルに訴えることは得意です。ただし、それが「有益」かというと、必ずしもそうとは限りません。

動画を使ってコンテンツマーケティングを行うのであれば、動画の強みを活かした「有益」なコンテンツが何なのかを考える必要があります。

DIY動画に見る、本当に役に立つ動画

動画が持つ強みとは何でしょうか。

それは、視聴者の想像力に頼ることなく、場面を共有できることだと思います。疑似体験やシミュレーションが得意、と言い換えてもいいかもしれません。

そんな動画の強みをうまく使ったコンテンツマーケティングを、アメリカの大手ホームセンター「ホームデポ」が行っています。彼らが提供しているコンテンツは「DIY動画」です。

ホームデポ 「キッチンタイルの張り替え方」


これは、キッチンタイルの張り替え方を説明した動画。ホームデポは、こうしたDIYのハウツー動画を、毎月100本近く公開しています。

これは確かに、テキストで見るよりも動画で見たほうが分かりやすいです。内容も、ホームセンターのターゲットからすればとても「有益」だと思います。

さらに、こうした動画を通じて、DIY=ホームデポというイメージも醸成されていきます。

分かりやすいからこそ、強力なコンテンツ

DIYのハウツー動画の良いところは、分かりやすさにあります。テキストで100回読み直すよりも、動画で一回見たほうがより正確に伝わります。

こうした分かりやすさは、DIYに限らず、視聴者が手順を知りたい場合に非常に有効です。

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