​RPA導入を成功に導く5つのポイント提言

2018.04.18

IT・WEB

​RPA導入を成功に導く5つのポイント提言

赤秀 有為
エフィジェント株式会社 代表取締役コンサルタント

今、働き方改革を進める企業より、大きな注目を浴びているRPA。今年はRPA元年とも言われ、早くも他の業界や中堅・中小企業にも浸透し活況で、ちょっとしたブームの感がある。ただ、RPA導入での失敗例もあり、筆者のこれまでの経験を踏まえ、RPA導入を成功に導く5つのポイントを提言していきたい。

ポイント5.本格導入の主体者は、ベンダではなく、自社メンバ。

RPA化は、既存システムの操作をシナリオとして記録し自動化させている為、既存システム自体の変更が成された場合、RPAシナリオもあわせて修正する必要が起こりうる。結構な保守工数が必要となってくる。また、RPAは、対象業務を拡大させていく事で効果がドンドン高まっていき、発展性がある。そのため、現場担当者が自発的にRPA化していく事が望ましい。

導入後も現場でRPAを使いこなせる人員がいる事が望ましく、これをベンダー任せにすると 時間もお金も大きな負担である。RPAツール自体は、それほど難しいものでもなく、学習すれば 必ず自社メンバでも使いこなせるものである。なので、RPA本格導入については、ベンダーサポートを受け、学習しながら自社メンバで進めるというのが望ましい形である。

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赤秀 有為

エフィジェント株式会社 代表取締役コンサルタント

慶應義塾大学 環境情報学部卒。IBM/サン・マイクロシステムズ/PwCコンサルティング社にて、いずれもコンサルタント職として計10年在籍。 その後、エフィジェント社を創業し、代表コンサルタントとして、システムコンサルティング、システム開発活動に従事。専門システムは、デジタルサイネージ/EC/業務システム。

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