トヨタ自動車は今年1月、米ラスベガスで開催された国際家電見本市「CES(コンシュマー・エレクトロニクス・ショー)で、移動・物流・物販・宿泊など多目的に使える自動運転の電気自動車(自動運転EV)「イー・パレット・コンセプト」を初公開。ネット通販大手Amazonや、ライドシェア大手のUber(ウーバー)などと提携して、自動運転EVを使った商用の移動車両サービスを手がけていくと発表した。 ライドシェアや自動運転車の普及によって消費者のマイカー離れが懸念される中、あえてライバル視する大手IT企業と手を組んだトヨタの狙いとは……? 日本最大の自動車メーカーが描く、チャレンジングなロードマップの背景に迫る。
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2008.09.26
2010.04.20