昨年末(2017年12月7日)、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で経営再建を進めてきたシャープが、1年4ヵ月ぶりに東京証券取引所1部へ復帰。 シャープの社長を務める鴻海出身の戴正呉(たい せいご)氏が、上場セレモニーで取引所の鐘を打ち鳴らす姿がテレビなどでも大きく報じられた。 ついに念願の1部復帰を遂げたシャープだが、東証2部に降格した当時、わずか1年あまりで1部再上場を果たすとは、誰も予想していなかったのではないだろうか……。戴社長のもと「鴻海流」でスピード展開したシャープの復活劇と、次なる目標に向かう今後のシナリオに迫った。
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