2017年ももう終わり。御用納めを経て、自宅の大掃除に取り掛かっている人も多いでしょう。 本当は忘れてならないのは、心の大掃除です。新年に心のモヤモヤを持ちこさないためにも、ぜひ取り組んでください。 ここでは自分でできる、心の大掃除、自分でできる心をスッキリさせる方法をお伝えします。 これをやり遂げることができたら、きっと2018年に、無理なく新たなスタートを切れるでしょう。 どうぞ、良いお年をお迎えください。
それは、涙が出てくること。
例えば、叩くうちに誰かの顔が思い浮かび、その人に向かって何かを言いながら叩いている人も出てくるでしょう。
「アイツ、許せねぇ」、「何で私のこと、わからないの」「何であいつを評価されるのに、私がダメなの」、「何で私じゃなくて、彼女なの」とか…。
この場合、相手の顔を思い浮かべて、叩いているようですが、責めているのはその人ではなく、結局、自分になっていきます。
表に出ているのが怒りのようで、実は自分への怒りや悲しみ、自分を否定する気持ちがあることはよくあることです。もしも、叩くうちに自分が辛くなるようでしたら、次の方法を試してください。出さない手紙を書く
クッションを叩く方法で、誰かを思い浮かべてしまうなら、その人に対して出さない手紙を書きましょう。
叩く方法をスルーした人でも、今まで言いたいことがあっても言えなかった人には、この方法は有効です。
「出さない手紙」は、言いたいことを手紙に書いても、出さない、渡さないので、言いたいことを書き放題できます。
なんだかスッキリしなかった理由は、
心の奥に、表現したいけれどできなかったことが、滞っていているから。
つまり表現ができずに「心が便秘」して詰まっていると思ってください。
ネガティブな内容では、その人に言いたい文句、苦言、どんなに傷つけられたのかわかって欲しい、とか何でもアリです。
ここでは、読まれないことを前提にして書きますので、どんなに感情をぶつけるような表現を使っても、問題ありません。
一方で、言えなかったお礼、感謝の気持ち、お詫び、もしかしたら告白したかったのにできなかった思いなど、そんな気持ちも、言えないまま心に秘めている人も、この方法が有効です。
それから、もちろんですが、今年のできごとに限ったことではありません。
子供の頃、傷つけられたり誤解をされたままの言動の相手、特に多いのは親。 教師、同級生などに、言いたいことが言えなかったまま胸に抑え込んでいる場合も、ぜひやってください。「あなたのせいで、こうなった、と恨みを書くのはいかがなものか…などは脇に置いて、この際、思わず出てきた気持ちはとにかく書いてみることです。
それから、すでに亡くなってしまい、直接話すことができなくなって、上に書いたような心残りがある人にもやってください。特に「これを伝えておきたかった…」と思う人にも、この方法が使えます。
次のページとことん書ききったら、成長した自分に会える
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2018.06.02
2015.07.17
一般社団法人フラワーフォトセラピー協会 代表理事
こんにちは。内藤由貴子です。花の写真でストレスを作る感情を分析、心理診断を行い、さらにその解消まで行うフラワーフォトセラピーのセラピストです。INSIGHTNOWでは、異色な存在かもしれませんね。このセラピーの普及のため、一般社団法人フラワーフォトセラピー協会を設立、講師の養成、セラピストの紹介を行っています。自身、色を使うオーラソーマ®をはじめ、セラピストとして16年あまりのキャリアです。このINSIGHTNOWでは、こころをケアに役立つようなコラムを書かせていただきます。よろしくお願いいたします。