残念ながら時間を管理(コントロール)することはできません。できるのは、自分がやるべきことを管理することだけ。本来、タイム・マネジメントとは自分の行動を管理するためのもの。したがって、「やるべきことを決める」タスク管理を徹底すばることが、タイム・マネジメントの最大のポイントです。
そこで、まずは1ヵ月単位でのタスクを計画します。
まずその月の目標として「創立30周年イベント:招待VIPの確約とアイデア出し」という目標を設定し、同時に月間タスクとして、「先方企業のキーパーソンとの食事会」おいったことになるかもしれません。
また、この時点で、誰がキーパーソンなのかが判明していない場合は、それを明らかにするためのステップを設ける必要があります。たとえば「先方担当者とのミーティング」を経て、「紹介された重役秘書へのヒアリング」などを行うことになるかもしれません。
このように、設定した目標を達成するための細かなタスクが出てきたときは、月間タスクよりも、週間タスクとして設定すると良いでしょう。
さらに、期日が決まったら速やかにデイリー・タスクとして設定します。
具体化、細分化に従って月→週→日とスムーズに連動させることで、目的意識のブレやタスクの積み残しを抑え、着実な実行を促します。
結果的に、デイリータスクを実行することが週間目標の達成につながり、週間目標の達成が月間目標の実現につながります。
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