現在、日経本紙の「私の履歴書」に、 元連邦準備制度理事会(FRB)の元議長、 アラン・グリーンスパン氏 が登場されてますね。
そして、彼らが諜報活動の結果生み出すものを
「インテリジェンス」
と呼んでいるわけです。
しかし、単なるデータの寄せ集めに過ぎない
「情報」
ではなく、
「意味のある情報」
すなわち、意思決定に役立つ情報である、
「インテリジェンス」
は、一般企業も欲しがっています。
ただ、正直なところ、
私も含めてリサーチに従事する会社・人間は、
なかなか「インテリジェンス」と呼べる水準の
レポートを提供できないのが現実なんですよね。
たいていは調査結果を平板に報告するところまで。
踏み込んだ読みをするには、
クライアントの事業そのものに対する深い理解や、
周辺情報、過去の経緯といった情報まで加味する
必要があります。
しかし、なかなかそこまではできないわけです。
グリーンスパン氏は、
実際の経営判断に役立つ分析のためには、
“綿密な事実の発掘と分析が不可欠だ”
と指摘していますが、
私も改めてにこのことを肝に銘じなければと
思った次第です。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2008.01.29
2008.02.07
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。