一視聴者として動画を見る時、興味を引かれない動画を積極的に見る方は少ないと思います。 今回は、ターゲットの興味をひく上で重要な要素「やりすぎなくらい、やりきる」という点に注目してみたいと思います。
ウェストジェット航空「WestJet Christmas Miracle: real-time giving」
ウェストジェット航空がクリスマスに展開したキャンペーンを動画化したものです。
ウェストジェット航空はクリスマスキャンペーンとして、搭乗前の客がスクリーンに映ったサンタと会話ができるというイベントを用意しました。そこで客はクリスマスに何が欲しいかを思い思いに話します。
そしてウェストジェット航空は、搭乗客が飛行機に乗っている間に希望のプレゼントを全て用意して、到着地の荷物受取の場で実際にプレゼントしたのです。
まさしく「やりきった」企画です。
スノーボードもスマートフォンも大型テレビも、すべてが用意されました。費用も労力も半端なものではないはずです。
その分、乗客が感動する様子、その感動を届ける為に必死に働くスタッフの姿が、動画を通じて視聴者に刺さります。これ以上のブランディングは無いでしょう。
ストーリーと企業の伝えたいことがしっかりと一体化しており、面白さは一切疎外されていません。
まとめ
オレオ、サムソン、ウェストジェット航空に共通して言えること。それは、「やりすぎなくらい、やりきっている」こと。こうした「やりきり」のためには、マーケターだけでなく企業がしっかりと理解を示す必要があります。
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2015.07.10
2009.02.10
動画広告・動画マーケティング専門メディア VIDEO SQUARE編集部
Crevo株式会社
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