今までも何度かこのブログやセミナーなどでもふれておりますが、今回は改めて購買ネットワーク会と分科会の活動についてご紹介いたします。
2社目の企業はサプライヤモチベーションを上げるための様々なサプライヤマネジメント活動を実施している先進企業事例です。この企業は主要サプライヤとの密なコミュニケーションをとるための場を作ったり、様々な表彰制度の仕組みをもったりしています。またそれだけでなく、VOS(ボイスオブサプライヤ)の活動等も行い、如何に優秀なサプライヤにこっちを向いてもらえるか、これを重要な課題として捉えています。この企業の先進事例や手法は今後多くの企業に展開が可能です。またサプライヤモチベーションを高めることの重要性は今後一層増えていくことでしょう。
3社目の企業はサプライヤ評価やサプライヤマネジメントを調達業務の主業務として捉えている先進企業事例です。この企業はシステマチックな仕組みでサプライヤ評価、サプライヤ評価の活用、サプライヤマネジメントを実行しています。サプライヤ評価(および支援)の為の専任部隊まで持っています。また関係の深いサプライヤとはトップマネジメントどうしのコミュニケーションを密に取る場があります。サプライヤ評価は単にどのサプライヤを選ぶかの材料ではなく、どのサプライヤとどういう関係を作っていくのかという正に調達戦略に直結した活動となっているのです。ですからかなり手間やコストをかけてもこのようなシステマチックはやり方を徹底しているのでしょう。
このような手法研究や先進企業事例研究を行っているのが「改革推進者勉強会」です。今回この「改革推進者勉強会」も発足から2年強が経過し最終成果発表の時期となりました。
具体的には4月11日(土)に最終成果報告会を実施します。今までは当勉強会は勉強会メンバーにより運営され研究発表会もメンバーオンリーでした。今回は最終報告会ということで「改革推進者勉強会」メンバー以外の方も参加可能です。先のサプライヤマネジメントの先進企業事例のようなレベルの高い研究成果の発表が行われるでしょう。多くの方にご参加検討いただけることを願っております。
【調達購買資材改革推進者勉強会の研究成果報告会】
日時:2015年4月11日(土)9:00-17:00 於関東ITソフトウエア健保(市ヶ谷)
会費:500円or1000円(参加人数により別途決定し連絡いたします)
詳細および参加お申し込みはこちらをご参照ください。
http://co-buy.sakura.ne.jp/event/modules/eguide/ev...
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2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。