今までも何度かこのブログやセミナーなどでもふれておりますが、今回は改めて購買ネットワーク会と分科会の活動についてご紹介いたします。
九州+中四国:2015年2月21日(土)13:30~17:00 於A.R.Kビル(福岡)会費1500円
http://co-buy.sakura.ne.jp/event/modules/eguide/ev...
関西:2015年3月7日(土)13:00~17:00 於株式会社 三邦(さんぽう)会費500円
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上海:2015年3月7日(土)13:30~17:30 於上海某所 会費100RMB
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購買ネットワーク会の素晴らしい点は長い期間に渡り継続していることですがそれ以外にももう1点あります。購買ネットワーク会から派生した様々な会が立ち上がっていることです。(分科会といいます)
その活動の一つが調達購買資材改革推進者勉強会(改革推進者勉強会)です。
当会は私が発起人となり各企業内で改革を進める立場のマネージャークラス以上の方を集め特定のテーマを決め、先進的な手法などの研究を行うことを目的に立上げました。2年前の1月に当初8テーマ(グループ)60名強のメンバーでスタートした会です。
その後多忙な方が多く、参加メンバーも多少少なくなってきましたが、現在でも5テーマ(グループ)の勉強会が継続しています。先日も2グループから中間報告会を実施しました。
その1つのグループがサプライヤマネジメントグループです。
サプライヤマネジメントグループではサプライヤ評価の仕組みや評価の活用および他のサプライヤマネジメントの活動について研究を行っています。先日の中間報告会では昨年の9-10月に実施したサプライヤマネジメントに関する企業アンケート調査の結果報告とそれを元にした先進企業事例の研究発表がありました。
特に興味深かったのは先進企業事例です。
ここでは3社の先進企業の事例が紹介されました。何が興味深かったかと言いますと3社が全く違うやり方をしていることです。
1社目の企業はサプライヤ評価に手間をかけずに評価結果を元に改善等を図る点に重点をおいていました。多くの企業にとってサプライヤマネジメントの課題は評価です。手間や負荷、コストをかけて評価をしても効果につながらない、という点で多くの企業が立止ってしまいます。それに対してこの企業は評価を簡素化する(対象企業数を限定する、項目は定量的に取得可能な項目とする等)ことによってその課題をクリアしていました。
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2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。