2013.06.26
映画「県庁おもてなし課」公開記念・高知県の観光広報(後編)
「地方創生のススメ」編集部 (東京過疎化プロジェクト)
合同会社RegionWire
観光広報をテーマにした映画「県庁おもてなし課」が公開されたことを受けて、実際の高知県の観光広報について、高知県観光振興部観光政策課の鈴木康正氏に話を伺った。
- おもてなしの心で -
「県庁おもてなし課」でも出てきたが、自然がある地域は高知県以外にも多々存在するが、海・山・川、これらがひとつの地域に凝縮されているのが高知県の最大の特徴であり、そしてこれら自然に育まれた美味しい食材が豊富にあるのも大きな魅力と言える。また四季折々でその風景や楽しみ方、そして旬の食材も異なるため、訪れるたびに違う魅力を堪能することが出来るだろう。
高知県では、このような魅力を磨き、そして情報発信を進めることで、2015年度には年間入込客数400万人を定着させるとともに、2021年度には過去最高だった2010年度と同等の435万人を達成させたいとしている。
そのためにはいざ来訪しても不満を感じたら二度と来てもらえなくなるため、来訪者が満足して滞在できるように、その受け入れ体制も重要になってくるが、観光情報の提供や観光ガイドの育成・向上や、交通案内板の整備など、ハード・ソフト両面から満足度向上に向けて取り組んでいるのが、小説や映画になった「おもてなし課」だ。
情報発信と満足度向上、この両輪が重要であるのは言うまでもないが、高知県の観光振興はまさに「おもてなし」の心でこの両輪を回していると言えよう。
※全編はこちら 映画「県庁おもてなし課」公開記念・高知県の観光広報(前編)
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合同会社RegionWire
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