2013.06.19
映画「県庁おもてなし課」公開記念・高知県の観光広報(前編)
「地方創生のススメ」編集部 (東京過疎化プロジェクト)
合同会社RegionWire
映画「県庁おもてなし課」が現在公開中だが、映画公開にあわせて高知県庁内に再現したロケセットには、1か月で既に1万人以上が来訪しているという。 そこで高知県では実際にどのような観光広報に取り組んでいるのか、高知県観光振興部観光政策課の鈴木康正氏に話を伺った。
【メディアを通じた情報発信】
今までも都度メディアへの情報発信は行われてきたが、2012年度からはより積極的且つ効果的にメディアを活用すべく、まずは明確にターゲットエリアを設定することにした。
一言で県外と言っても、そのエリアによって特性は異なるため、ターゲットエリアとして「首都圏」「関西圏」「中国・四国」を設定したうえで、それぞれ
<遠方>首都圏(全国)・・・高知県の認知向上
<近隣都市圏>関西圏・・・誘致促進
<近隣県>中国・四国・・・リピーター促進
を目的に、パブリシティをはじめペイドパブリシティや広告なども絡めながら、エリアごとにマスメディアの活用に取り組んでいる。
そして特に首都圏は全国エリアを対象にしているメディアも多いことから、「首都圏マスメディア情報発信事業」を立ち上げ、その一環として在京メディアとの関係づくりに向けて定期的に情報交換会を行っている。
なお映画「県庁おもてなし課」をテーマにした情報交換会には、メディアだけでなくブロガーにも参加を呼び掛けたところ、参加したブロガーがその時の様子を取り上げるなど、さまざまなチャネルを活かした情報発信の重要性を改めて感じているとのことだ。
>>> 後編につづく
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「地方創生のススメ」編集部 (東京過疎化プロジェクト)
合同会社RegionWire
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