20歳を過ぎたらタバコを吸いたい?お酒を飲みたい?というアンケートを、中高生対象に行った結果、お酒を飲みたいという回答が64%であったのに対し、タバコを吸いたいという回答は3%しかいませんでした。
今回は会社(Z会)で運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「パルティオゼット」において、中高生向けにとったアンケート記事を紹介させていただきます(有効回答数591件)。
一つ、中高生の「タバコ離れ」を象徴する結果として…
多肢択一の選択式で、「20歳を過ぎたらタバコを吸いたいか。また、お酒を飲みたいか。」という質問に対し、選択肢は、
1.タバコも吸いたいし、お酒も飲みたい。
2.タバコは吸いたいけど、お酒は飲みたくない。
3.お酒は飲みたいけど、タバコは吸いたくない。
4.タバコも吸いたくないし、お酒も飲みたくない。
の4つがあり、選択した理由を自由回答で入力させる、というのがあったのですが、20歳を過ぎて飲酒をしたいという選択肢1・3の合計が64%であったのに対し、喫煙をしたいという選択肢1・2の合計はわずか3%という結果となったのです。
)「パルティオゼット」内の中高生ユーザーは、Z会受講会員とその友人、Z会の資料請求者で構成され、学習に対する意識がある程度高い層であるという属性の偏りはあるのですが、喫煙を敬遠する中高生が極めて多いという結果が顕著に表れたということが言えます。
また、タバコを吸いたくない理由については、
・臭い
・体にかなりの害になる
・肺がんになりたくない
・絶対イヤ
・人に迷惑がかかる
といった嫌悪感がきわめて強く、中には「(禁煙は)結婚相手の最低条件」という、将来を見据えた意見もありました。
その一方で、飲酒に関しては
・ワインとかおいしそう
・程よく飲む分には「百薬の長」
・親や友達と飲むのが楽しみ
など、好意的な意見が多く、こちらでは「会社の付き合いや結婚式などで飲めた方がいい」という、社会に出てからの人付き合いを意識したものも多かったです。
新幹線やタクシーなどの禁煙車拡大、タバコ代の値上がりなど、喫煙者はまさに「煙たがられる」社会になってきているが、10年先はより一層肩身が狭い思いをすることになるかもしれませんね。
ちなみに、僕はタバコを「たしなむ」程度(要するに、単なるかっこつけ)で吸っていた時期もすこしだけあるのですが、基本的にはあわなかったようで、ハマることはありませんでした。
ただ、学生時代、麻雀やパチンコが趣味だった関係で、「タバコの煙の多いところ」でもへっちゃらなので、便利にできています(笑)
そして、「嫌う人が結構いる」という事実を弁えていれば、吸っても構わないと思うのですが、残念ながら「嫌いな人は、吸っている現場だけではなく、スーツについた匂いも気になる」ということを理解しようとせずに、ガンガン吸う方もいらっしゃるようなので、これだけ嫌煙家が増えることが目される社会では、やはり「ヘビースモーカー」になることだけは、少し抑えたほうがいいかもしれませんね。
※その他のアンケートはこちらからも御覧いただけます。
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