1日500件の英語ニュースを読むための5つの方法

2012.10.01

仕事術

1日500件の英語ニュースを読むための5つの方法

宗像 淳
株式会社イノーバ 代表取締役

1日500件の英語ニュースを読むための5つの方法。情報収集のノウハウから、速読のプロセス、役に立つツールも紹介。専門家を見つける。出典元をチェックする。RSSリーダーの活用。サブボーカリゼーションをやめる。英語速読ツールをインストールする。などなど。

実は、多くの日本人は、英語の文章を読む時に、頭の中で音読している。単語を見て、頭の中でその発音を確認し、それから意味を理解するというプロセスだ。

この頭の中での音読は、サブボーカリゼーション(subvocalization)と言われる。これが、英語速読の最大の障壁だ。

ここは本当に重要なので、繰り返すが、頭の中で音読するのが、英語速度の最大の敵なのだ。

英単語を幾ら勉強しても、英文法を幾ら勉強しても、頭の中で英語を音読している限りは、英語の速読は出来ない。頭の中での音読のスピードが上限のスピードになるからだ。

サブボーカリゼーションを止めるには、強制的に早く読む訓練をする事だ。

ストップウォッチで時間を計って、普段の半分の時間で読むようにする。メトロノームなどを使って、一定のリズムで読むなども良いだろう。

最初は、なかなか苦労するかもしれない。僕も、最初はそうだった。ただ、英語の速読は訓練次第でマスターできるので、これを機会に練習するのがオススメだ。

5 英語速読ツールをインストールする


そして、最後にとっておきのプレゼントがある。その名もreadfa.st。
readfa.st
このツールは、自分が読みたい英語の記事をクリッピングして、「強制的に」早く読む事ができるサービスだ。

ユーザー登録をしてあなたの現状の読書速度を測定してみよう。
読書速度の目安は、おおむね以下の通りである。

普通の音読のスピード    150wpm
超早口の人の音読スピード  250wpm
通常の読書スピード     300wpm
早い人の読書スピード    1000wpm
(wpmとは、1分間に処理できる単語の量。word per minuteの略)

このツールがすごいのは、英語の記事を自在にスピードを変えて読む事が出来る点だ。これで強制的に自分の読書スピードを上げていけるのだ。

このツールを使って、自分の読書スピードの2倍を目指してみよう。そして、次は3倍を目指す。

理想的な読書スピードは、「かろうじて単語を目で追える」スピードである。この段階では、意味が理解できなくてもかまわない。

英語ニュースの速読の流れ


僕は、毎日以下のようにして英語のニュースを読んでいる。

RSSリーダーで読みたい英語の記事を見つける
Readfa.stで超高速リーディング(意味は分からなくて良い)
元の記事に戻って流し読みをする(頭の中で音読をしないように。あくまで流し読み。つまみ読み)

次のページまとめ:英語ニュースを速読する秘訣とは

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宗像 淳

株式会社イノーバ 代表取締役

(株)イノーバ代表。福島県出身。米国Wharton校MBA。楽天、トーチライトを経て現職。現在、中小企業のWEB集客を支援するコンテンツ・マーケティングのビジネスを立ちあげ中。 イノーバ・ブログで海外のマーケティング情報の発信中。 http://www.innova-jp.com/blog

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