SEO屋をブラックからホワイトまで7分類してみた

2011.08.30

IT・WEB

SEO屋をブラックからホワイトまで7分類してみた

安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長

今日は、SEO事業者の話題を。いろんな人が「SEOやります」と言っていますが、その中身は千差万別。ルールを守るところからルール無視のところまで、いろんなタイプのSEO事業者を分類してみました。

意味なしSEO施策系

検索エンジンの知識がなく、ネットで聞いたことや本で読んだことを「SEO対策」として行っているタイプ。「meta keywordsを入れましょう」とか「キーワード密度が○%になるようにしましょう」とか「キーワードをstrongで囲みましょう」とか「5000円出せばTwitterでフォロワー数を1000人増やせますよ」とかいった、現実的にはやるだけムダなことしかアドバイスできないタイプ。

無知ブラックハット系

検索エンジンの知識がなく、ネットで聞いたことや本で読んだことを「SEO対策」として行っているタイプ。「こうすりゃいいんじゃね?」と迷わずクローキングする仕組みを作ったり、検索順位を自動チェックするツールを使っていることを堂々と公言したり、「相互リンクしましょう」「いろんなブログに自分のサイトのURL入りでコメントしましょう」「知ってます? 世の中にはリンクを売っているところがあるんです、買いましょう」と、検索エンジンの利用規約でNGとされていることを、そうだと知らずにやってしまうタイプ。

無法者ブラックハット系

検索エンジンのアルゴリズムや利用規約を把握したうえで、「たかが私企業が定めるルール、法律じゃないんだから守る必要はない」と、堂々と破り、クライアントの求める成果のためにあらゆる手段をとるタイプ。検索エンジンの裏をかくやり方などもよく研究しており、有料リンク系の施策でも、検索エンジンにバレて効果なしにされた場合の次の策も考えたうえで進める。

詐欺的ブラックSEO企業

「成果報酬、1ページ目に入ったら料金をいただきます」と言いつつ実際は何もせず、毎月順位チェックだけしておいて、たまたまクライアントのサイトの順位が上がったら料金を請求するような、そもそも詐欺的な行為をする企業。また、クライアントサイトのFTPアカウントをもらってHTMLを変更するところまでやり、その際に勝手に他のサイトへのリンクをクライアントのサイトに仕込んだりするような企業もこのタイプに含まれる。

                ◇    ◇    ◇

では具体的にどの企業がどこに入るかは、残念ながらここでは書けませんのでご容赦ください。

野菜にしても牛肉にしても、市場でそれなりに良いものを手に入れようとしたら、買う側が商品に対する知識をそこそこ持っているか、または、信頼できる人に判断してもらうしかありません。

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安田 英久

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株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長

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