ソーシャルメディアに詳しい方なら有名な、「まんべくん」ツイッター。 騒動となりツイッターアカウント閉鎖になった話題が、16日のネットニュース上を賑わせました。
「所属員の、プライベートでのソーシャルメディアの発言は制御できない」
という認識が甘いような気がします。
プライベートの発言で、所属する企業・団体を一切出してはいけない!という規則を作っても、リスクを回避することは限りなく不可能ですから…。
発言者はリアルの場において、その人を取り巻くコミュニティ(友人知人関係含む)に属しています。そこで、所属している企業・団体を、どんな場合でも一切明らかにしていない、なんて、現実として皆無ですよね…。
となれば、もし、プライベートで発言者が問題発言をし、ソーシャルメディア上で好ましくないニュースとして取り上げられた場合、その人の所属まで明らかにされることがほとんどです。
加えて、「所属を明らかにしていない人」が問題発言をして炎上した場合の方が、「所属している企業・団体」に降りかかる火の粉は、ほぼ間違いなく多くなります。(想像してみればわかりますよね)
「個人の発言で、企業(団体)とは無関係です」と、運用者側は言いたくなるでしょう。
しかし、理屈ではいかにそうであっても、顧客が抱く企業・団体へのイメージは悪くなってしまうのが現実ですよね。
だから、「ソーシャルメディアを使わない」と決めるにしても、「メリットもある」けれど「デメリットが大きい」という姿勢で臨むべきなんです。
メリットまで把握しているのであれば、リスクについてもしっかり把握できている、と推測できますからね。
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