組織文化と組織風土は似通った概念で使われますが、よくよく考えるとかなりの差異があるように思います。前記事に続き、自律・他律・合律のコンセプトから考えます
これら3つのステップがざっくり必要になりますが、
1番目はどこの組織でも簡単にできます。
(組織が掲げる理念・ビジョン・バリューの表明はホームページに溢れています)
要は、2番目以降がうまく動き出すかです。
そのための第一歩は、
組織のトップ、および、個々の構成員が、
自律と他律を超えて、合律的な創造解をつくり出そうとする意識から始まります。
赤福の名の由来は、「真心を意味する赤心慶福」だと聞きました。
経営者は我律を見直し、
そして関連した従業員は他律を排し、
何がお客様にとって「赤心慶福」であるのかという合律の目線から
謙虚な出直しを期待したいところです。
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【4景】合律的働き方と組織文化
2007.10.17
2007.10.10
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表
人財教育コンサルタント・概念工作家。 『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)はじめ「コンセプチュアル思考研修」、管理職研修、キャリア開発研修などのジャンルで企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。