就職市場は売り手市場。地方中小企業の経営者からは「東京じゃないと人材が集まらない…」という声が聞こえてきます。 確かに、東京に本社が方あることは、若者へのアピールポイントとなるでしょう。しかしそれは、必要不可欠なものなのでしょうか? 本社の立地に関わらず、まず企業としてどうあるべきか、一つの企業の例から考えてみました。
もちろん、「就職希望者を集める」だけであれば、東京に近い方が良いのは明らかでしょう。
しかし、東京という立地が、就職の際の大きな要因となる学生は、所詮(会社へに対する想いも)それだけの学生、という見方もできます。
そのような学生は、自分のやりたい夢を、実現したい想いを持って、希望する会社に入社した学生にはかなわないでしょう。
加えて、東京では、そのようにして集めた若者に対する転職のリスクについても、つねにケアしなければいけません。
そして何よりも、地代家賃の問題もあります。
優秀な学生、かつ「東京に本社がない会社には就職しない」という人もいるのは確かです。
だからといってすぐに「東京じゃなきゃ人材が集まらない」という論理に持ち込むのは、甘え以外の何者でもないでしょう。
経営者であれば「経営判断」でしょうが、地方で働く被雇用者の皆さん(とくに人事などに携わる皆さん)、「東京に本社がない」ことを愚痴っぽく語られたりはしていませんか?
やるべきことをやらずして。
東京じゃなくても人材が集まる会社にーこれを考え、実行することが何よりも先ではないでしょうか。経営者のみならず、被雇用者も。
平成建設は、そのことを教えてくれています。
そして、“「想い」を達成するために、東京という立地が良い”と、「想い」をもった経営者と社員が一致すれば、きっと東京に進出しても成功するはずです。
Z会も本社は静岡県です。東京ではありません。
※三島市なので、新幹線ですぐに東京に行けますし(僕自身も月に2、3回は必ず東京に行き、情報収集をしております)、三島市から東京本社の会社に勤めている人も沢山いますが。
手前味噌になりますが、毎年かなりの倍率での就職競争が起きています。
ずっとそんな会社であるために、“最高の教育サービスを提供する”という「想い」を、経営陣も、そして全社員も持ち続けなければいけませんね!
本記事が、地方の経営者の方の応援になることを祈って。
※Z会の創業時からの想いについて、弊社社長が本サイトにてインタビューに答えております。間もなく第二回目がupされる予定です!
http://www.insightnow.jp/article/585
毎日ブログ更新中!http://www.zkaiblog.com/histaff/
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2007.10.20
2007.10.20